- サウンドだより『目一杯の宛名』は、サウンドだよりの6周年を記念して作られた歌唱曲。
- 石敢當さんと寄崎諒さんが歌唱と作曲を担当し、楽曲は情報量が溢れるもので、ソロモン王の伝説との関連も感じられる。
- 楽曲のコンセプトは、全ての「真」のメギドの名前が登場することで、ソロモン王とのつながりを強調している。
- 石敢當さん自身は2018年からのソロモン王で、メギドたちとの経験が彼らの名前との関連を持つ契機となった。
- 「真」のメギドたちは、ゲームの経過とともに少しずつ登場し、月日の重ねられた絆を表現している。
- "Sound Diary: Overflowing Address" is a vocal song created to commemorate the 6th anniversary of Sound Diary.
- It is sung and composed by Ishigantou and Kizaki Ryo, and the song is filled with information, with a connection to the legend of King Solomon.
- The concept of the song emphasizes the connection with King Solomon by featuring the names of all the "true" Megiddos.
- Ishigantou himself has been associated with King Solomon since 2018, and his experiences with the Megiddos became the catalyst for their connection to their names.
- The "true" Megiddos gradually appear in the game as the story progresses, expressing the bonds that have been built over time.
【6周年】サウンドだより『目一杯の宛名』
6周年(72ヶ月)を記念したサウンドだより。歌唱曲「目一杯の宛名」の特集です
6周年(72ヶ月)を記念したサウンドだよりは歌唱曲特殊! アジト内で聴くことができる『目一杯の宛名』について、歌唱を担当した石敢當さんと、メディア・ビジョン作曲家の寄崎諒さんからコメントをいただきました! 石敢當さん ■楽曲を聴いた時の感想を教えてください。 最初から最後までとにかく溢れんばかりの情報量で、その威力に圧倒されました。 「ソロモン王の伝説」を感じさせるイントロに一瞬でワクワクが掻き立てられ、静かな歌の入りから徐々に盛り上がりを強めていく楽器達。考え事をしているうちに色々な思い出が溢れてきてしまう…というソロモンの心の動きが自分のプレイ体験に重なって、初めてヴァイガルドを訪れたあのときから今までの、さまざまな記憶が脳裏をよぎりました。 朗々と続く一つ一つの宛名にその顔が思い出されて、あれもこれも伝えたいと考えていたところに、改めて「追放アッパーグラウンド」の聞き慣れた旋律が流れてくる…そして弾けるような盛り上がりからアウトロを迎えても、また始めからこの気持ちを噛み締めたくなってついリピートをしてしまう。一曲の時間としては4分にも満たないはずなのに、あまりの濃さに脱帽するほかありませんでした。 また、楽曲のコンセプトとして”真”のメギド全員の名前が登場する、というところも主軸になっていますが、そのコンセプト自体も私にとって強烈なインパクトがあるものでした。オープニング曲「メギド72」で”祖”のメギドの名前を歌っているのだから、そのうち”真”のメギドでも同じような楽曲ができるんだろうなという感覚ではいましたが、”真”のメギドが勢ぞろいして約一年後、まさか自分がそれを歌うことになるとは…。 私自身は2018年からのソロモン王で、”真”のメギドたちは運良くイベントやメインストーリーの更新に合わせてほぼリアルタイムで仲間に加わってもらいました。特に、オレイやロキなどキャラクターソングを引っ提げてやってきたメギドたちに関しては、その登場の前段階から仮歌で関わらせていただいたこともあって、一人ひとりの名前がその時々の思い出とリンクしている感覚があります。 共に過ごした時間の長さが絆となっている”祖”のメギドたちに対して、少しずつ増えていった”真”のメギドたちは、メギド72というゲームがここまで月日を重ねたからこそ出逢えた存在とも言えると思います。そのみんなの名前を呼んでいくなんて…もう号泣するしかないんですよね。 リリース72ヶ月という節目に当たるタイミングで公開される楽曲ということもありましたので、これまでメギド72から貰ったものをお返しする気持ちで、素直に全力で歌おうと思いました。 ■収録時に印象に残っている内容を教えてください。 お恥ずかしい話なんですが、始めに歌詞をいただいたとき、メギドたちの名前が真時計の番号順になっていることにすぐ気がつくことができず…。寄崎さんに「完成までのブラッシュアップで、メギドたちの名前の順序が変わる可能性はありますか?」というようなことを聞いたんです。 寄崎さんは「ええ、まあ…順番はこのままですね」くらいにサラッと仰ってたんですが、あとから並び順の意味に気付いて鳥肌が立ちました。 名前の羅列というモチーフ(しかも決まった順番で)をこんなにきれいな形で1曲に落とし込むこと自体、作品への深い愛がないとできないことだと思いますし、その愛を出力したらこんな素晴らしい曲が生まれてしまうんですか…?と(笑) これだからメギド72の音楽は最高なんだよな、と再認識した瞬間でした。 ■歌うときのコツはありますか? 何度か聞いているとお気づきになるとは思うのですが、実はかなりアップテンポな曲です! 無理に音程を追うとリズムに振り回されてイマイチになってしまうと思うので、実際に誰かへ手紙を宛てている気持ちで、歌詞に書いてあることを自分が言うとしたらどんな感じかな、と想像しながら自由な気持ちで歌うと、素敵な『目一杯の宛名』になるのではないでしょうか。 ”言えるかな”の部分も始めのうちは難しく感じるかもしれませんが、”言う”のではなく”名前を呼ぶ”感覚で練習していけば、いつも口にしているみんなの名前ですから、自然とスラスラ出てくるようになるんじゃないかなと思います。 この曲をマスターしたら、ぜひ次は私が仮歌を担当させていただいた「フォカロル教官の戦術指南道場」にも挑戦してみてください。 ■プレイヤーの皆様に向けて、メッセージをお願いいたします。 ついに迎えましたね、リリース72ヶ月!お祭り気分のアジトに華を添える一助となれていましたら、大変光栄です。 楽曲が完成して改めて振り返ると、寄崎さんがこの歌に込めたメッセージは「ソロモンからメギドたちへ」という意味だけではなく、メギド72というタイトルに関わるすべての人それぞれの”ありがとう”を表現したものだという気がしています。 この曲を聴いて思い出す光景はきっとみんな違っているはずで、でも、だからこそその一つ一つが何物にも代えがたい輝きを持っていることと思います。その輝きを支える一節として『目一杯の宛名』がいつまでも愛される楽曲になってくれたら、それ以上の幸せはありません。 これからも、皆様の”信じられない冒険”の旅路に勝算のあらんことを! 寄崎諒さん/作詞・作曲・編曲 こんにちは、メディア・ビジョンの作曲家の寄崎諒です。 真メギドの名前を歌詞にした歌は、ゲームプレイヤーのみなさまからの大きな期待がありましたので、いつかは作らなければならないと思っていました。どのような時期にリリースするのか、曲調はどうするのか、そして誰に歌ってもらうのか、など多くの課題がありました。72ヶ月(6周年)という節目にリリースすることに関してはお祝いごとと相性が良さそうということもあり、すんなり決まって問題なかったのですが、どのような内容にするかは議論がありました。最初はストーリーに組み込んでメギドに歌ってもらおうという案を出していたのですが、平等性などの観点から没になりました。そのような経緯もあったので誰に歌っていただくかは悩ましい問題でした。 いろいろと考えていたときに、いままで男性メギドの歌唱曲の仮歌や、ゲーム内の歌を多数歌っていただいている石敢當さんが思い浮かびました。さまざまな曲を歌っていただきましたが、実は歌モノらしい歌モノがほぼなかったので、この機会に石敢當さんの素晴らしい歌をみなさまにも聴いていただきたいと思いました。石敢當さんは全メギドを所有し、そして★6まで育てている生粋のソロモン王でもあり、後述する今回のテーマである「感謝」ともマッチすることから、ぜひにと思ってお声がけしました。 曲調は作り始めるまではだいぶ悩みましたが、72ヶ月のキービジュアルが「感謝」というテーマでしたので、音楽もそのイラストに合わせようと決めたところからは一気にイメージが固まりました。ソロモンやいつものメンバーが華やかな衣装を着てポーズを取っており、盛大なお祝いという印象を受けたので音楽も雰囲気に合う曲調を考えていきました。 音楽は歌い上げる部分がビックバンドジャズ風で、メギドの名前を言う部分はファンク系の曲調になっています。そして、「ソロモン王の伝説」や「追放アッパーグラウンド」のメロディを使っていままでの冒険を振り返るような印象になるように工夫しています。 歌詞は、数字にこだわりが出てきた人物がなにやら手紙を書いて送ろうとしている、という内容です。 歌詞表現に手紙の体裁が用いられることはしばしばあります。 実際の手紙とは違い具体的な対象があるとは限らないのですが、相手がいることを明確にすることによって言いたいことがより強調されるように思います。 それだけでなく、メギド72では〇周年やメギドの日など、色々な節目にメギドたちから感謝の手紙が送られてきますし、手紙で感謝を綴るのはごく自然なことと思えたので、手紙というフォーマットを選びました。 ソロモンからの感謝、開発者や運営からの感謝、いままでのゲームへの感謝など、多様な感謝を表現することに注力しています。 歌詞を作るときはすべての行に意味を持たせたくなってしまうのですが、この曲でも「お気に入りの便箋」というのは、コンサートの時のソロモンの手紙を思い浮かべたり、なにかが「変わった世界」ではバラムとパイモンの楽曲「変わった世界へ、ひとりごと。」へ意味を繋げたりと個人的な思い出を詰め込んだような曲になっております。 アジトTVの生演奏では声優の宮下栄治さんと津田拓也さんに歌っていただきました。真メギドの名前部分もリハの時からバッチリ歌ってくださって驚きました。メギド名の羅列の箇所は音を繋げて言わないとハマらず、日本語的にはちょっと変になってしまう箇所もあります。そういった難しい部分も子音や母音の省略なども把握していて素晴らしかったです。ぜひ聴いてみてください。 そんないままでの総決算のような楽曲ですが、アジトでも流れておりますので聴いていただけたら幸いです。また、カラオケ音源についてもそのうちに配布できたらと思っておりますので、その際にはぜひ歌唱にチャレンジしていただけたらと思います。 楽曲データ 6周年(72ヶ月)を記念して、ゲーム内で公開された歌唱曲です。アジトBGMとして、アジト内で視聴することが可能です。 6周年特設ページへ 【まとめページ】メギドの音楽全文表示
サービス開始日 | 2017年12月7日 |
何年目? | 2552日(6年11ヶ月) |
周年いつ? |
次回:2024年12月7日(7周年)
【7周年あと5日】 |
アニバーサリーまで | あと5日 |
ハーフアニバーサリー予測 | 2025年6月7日(7.5周年)
あと187日 |
運営 | DeNA Co., Ltd. |
石敢當さんのコメントを読んで、彼が『目一杯の宛名』という楽曲についてどれだけ感動しているかが伝わってきました。彼は楽曲の情報量や力強さに圧倒され、ソロモン王の伝説を感じさせるイントロから始まり、徐々に盛り上がっていく楽器の演奏に心を揺さぶられたと述べています。彼はこの楽曲を聴くことで、自分がヴァイガルドを訪れた時からのさまざまな思い出がよみがえり、一つ一つの宛名に思い出の顔が浮かんでくる様子を表現しています。また、楽曲のコンセプトとして「真」のメギド全員の名前が登場するということにも強いインパクトを感じており、自分がそれを歌うことになるとは思ってもみなかったと述べています。彼はソロモン王の時から「真」のメギドたちと一緒に過ごしてきた経験があり、彼らの名前は思い出とリンクしていると語っています。彼のコメントからは、彼がこの楽曲に対して深い感情を抱いていることが伝わってきます。