• メギドラルの作戦にはハルマゲドン計画、マモンの第三計画「エクソダス」、バビロン計画がある。
  • ハルマゲドン計画では軍団主導で立案・実行され、サタンや母なる白き妖蛆との関係も深い。
  • マモンの第三計画は追放メギドと魂の炉、フライナイツとの対立がクローズアップされる。
  • バビロン計画は主流にならず、白き妖蛆が推進しようとした背景やアンチャーターの役割が明らかになる。
  • 母なる白き妖蛆は生命や個を理解できない存在で、説得して止めることが難しい。

【6周年】メギド質問箱特別編⑦

メギド質問箱特別編では、ライターによるストーリー設定などの解説をお届け!

解説には、メインストーリーやサイドストーリー(キャラストーリー)、イベント等のネタバレが含まれる場合があります。ご注意ください。 目次 1. メギドラルの作戦について 1-1. ハルマゲドン計画 1-1-1. ハルマゲドン計画とは何か 1-1-2. ハルマゲドン計画で重視されたことについて 1-1-3. 軍団主導で立案・実行されたハルマゲドン作戦について 1-1-4. 実行された作戦の成否についてメギドラル側ではどう捉えられていたか 1-1-5. ハルマゲドン計画とサタンの関係について 1-1-6. ハルマゲドン計画と母なる白き妖蛆、プルトンの関係について 1-2. マモンの第三計画「エクソダス」 1-2-1. 第三の計画とは何か 1-2-2. 魂の炉とは何か 1-2-3. 追放メギドと魂の炉の関係 1-2-4. マモンが一人でやり遂げようとしたのはなぜ? 1-2-5. 第三計画VSフライナイツ 1-2-6. 「彼の世界」に対するマモンの思い 1-3. バビロン計画 1-3-1. バビロン計画とは何か 1-3-2. メインクエスト6章で展開された作戦について 1-3-3. バビロン計画が主流にならなかった背景 1-3-4. 白き妖蛆がバビロン計画を推進しようとした理由は何か 1-3-5. アンチャーターとは 1-3-6. 起動したアンチャーターに違いがある理由は? 1-3-7. アンチャーターの「器」とは 1-3-8. アンチャーターの破壊とその後の動き 1-4. 母なる白き妖蛆 1-4-1. 蛆にとって「生命や個」はどのような位置付けか 1-4-2. 蛆はベルゼブフやソロモン王に好意を持っているのか? 1-4-3. 協力者や手先となる存在との関係はどういうものか? 1-4-4. 実体を得たことで何が起きたのか 1-4-5. 母なる白き妖蛆を説得して止めることはできないのか? 前ページへ<バビロン計画②> 1-4. 母なる白き妖蛆 ■1-4-1. 蛆にとって「生命や個」はどのような位置付けか 母なる白き妖蛆にとって、生命というのはよくわからないものでもあり、自分以外の意識に接触しても、自分とは違う自我を持っているのだということがなかなか理解できません。だからフライナイツのような組織のメギドを可愛がってはいても、個別の存在としてはあまり認識できないのです。例えるなら、水槽に入れた熱帯魚を可愛がることはできますが、どの魚が誰かというのはなかなか区別がつきません。また、同じ種類の熱帯魚が原産地には無数に存在しているというのも、頭でわかってはいてもピンときません。もし水槽からその熱帯魚が原産地に逃げたら、個体を探し出して回収するのはほとんど不可能なことです。蛆にとって生命とは基本的にそういうものなのです。 しかし明確な個性、熱帯魚のヒレの形が他と違うなどのわかりやすい差異が認められれば、水槽の中でも原産地でも、その個体がわかるかもしれません。蛆にとってベルゼブフやフライナイツ、そしてソロモン王は、そうした認識(マーキングと言ったほうがいいかもしれませんが)がある数少ない生命なので、かなり特別なのです。だから、この特別な個体に接するときだけ、蛆の態度は「自分以外の意識」を認めて尊重しているかのような態度になります。蛆にとっては善意ではなく、利用できるようなら利用するという姿勢があるとしても、他の生命への態度とは明らかに違って相手の意思に対して語りかけているのです。 だからこそ、蛆のその特別の対象になったベルゼブフやソロモン王は、どこか母なる白き妖蛆を憎み切れません。上位存在でありながら、間違いなく個と個の繋がりがあるからです。 ■1-4-2. 蛆はベルゼブフやソロモン王に好意を持っているのか? 母なる白き妖蛆にとって、認識できたメギドがベルゼブフだったというのは結果論でしかありません。人間が目の前を飛んできた虫を意識するように、蛆は自分が観測している世界でたまたま気になる存在を見つけて接触してみただけです。それが好ましい存在か、そうではない存在かはその時点ではわかっていませんでした。蛆流の観測に屈服し、母なる白き妖蛆にとって「好ましい存在として振舞う」ことにしたのはベルゼブフのほうです。 ただし、ソロモン王のように「好ましくない存在であっても特別な存在にはなりうる」というところが、母なる白き妖蛆の複雑なところです。同様に、矛盾しているかのように理解するのが難しいのが、蛆はこれほどメギドという存在に干渉し、幻獣とは別格の特別な存在とまで認識しているにも関わらず、全般的な意味ではメギドという種族のことを、滅亡を願うほど嫌っているのです。 ■1-4-3. 協力者や手先となる存在との関係はどういうものか? 個としての認識は薄いものの、協力的ではあると認める生命もあります。それがメギドの協力者たちで、劇中ではプルトンやデミウルゴスが該当します。ただし、母なる白き妖蛆にとって協力的であるという点でデミウルゴスも夢見の者たちも大差はありません。デミウルゴスと夢見の者のスタンスが違うのはメギドラルの中での話で、蛆にとってはあまり意識する必要のない差異なのです。母なる白き妖蛆は、サタンやマモンを個として認識していません。情報として名前は知っていますが、どれがそうだかわからないし特に興味も持っていせん。 眠り姫以外のアンチャーターも特別な存在として認識していません。ロクスの行動は、ロクス自体が持ってしまった生命全般への憎しみによるもので、母なる白き妖蛆の考えや思惑によるものではありません。 また、イレーザーにしても、そうした任務を作り上げたのはフライナイツ自身なので、蛆が命じたものではありません。母なるものは個別のメギドを認識するのが苦手なので、フライナイツは大雑把な方針だけを受け取ります。たとえば、「最近幻獣を片っ端から殺してるメギドの集団がいるらしいから排除して」という方針を受け取ったあと、それがどの軍団のことなのか探り当てるのはフライナイツ独自の調査になります。そして対象がわかった時点で、イレーザーやときには軍団のような集団が動員されて、対象をメギドラルから消し去ります。場合によっては、様々な立場から様々な組織を動かし、一見すると普通のメギド同士の戦争のように見せかけて潰すこともあります。それからしばらくして、母なるものから不快なものがなくなったと反応があればフライナイツにおける任務は成功しているというわけです。 メギドがメギドに対してどういった行動に出ようと、母なる白き妖蛆はほとんど興味を示しません。 ■1-4-4. 実体を得たことで何が起きたのか 母なる白き妖蛆は、偶然にも魂の炉を利用して実体を得る機会がありました。これは蛆にとって大変な衝撃でした。なんといっても、幻獣を通じた感覚でしか知り得なかった世界を、自分自身がそこに存在することで知覚できるのです。このことは、蛆にとっての欲をより具体的にさせ、それを実現させる手順、つまり計画にも大きな変更を加える原因となりました。 もっとも大きな変化は、これまで別世界の存在に任せていたことを、実際に自分で行うということです。これは蛆の欲をより深く満足させるので、ここに至って急に蛆はこれまでの協力者を当てにしなくなり、あれほどかき回していたメギド社会への干渉にも興味を失いました。蛆にとってメギド社会への干渉は、嫌いな生き物の巣を突っついて生活を邪魔するような遊びだったので、実体を得て、それがいかに時間の無駄で意味のないことかをスッと理解したのです。自分が、自分で、自分のやりたいことをやる。皮肉にも、これまで理解できなかった生命という存在の行動原理を、母なる白き妖蛆は体感したのです。実体を得てからの蛆は、バビロン計画を自分の力で実行させることに注力しています。 母なる白き妖蛆が肉体を得ることで生命の感覚を理解し始めているとすれば、次に蛆を待ち受けるのは挫折になるはずですが、それは物語のもう少し先で描かれることになります。 ■1-4-5. 母なる白き妖蛆を説得して止めることはできないのか? そもそも、蛆は自分のやりたいことを最近まで正しく言語化できていませんでした。それができるようになったのは、たまたま偶然の閃きから魂の炉を利用して肉体を得てからです。母なる白き妖蛆を支配している欲は「創造」であり、蛆は自分が観測している世界と同等の物質存在として、自分の内面世界を実体化させたいのです。それは純粋な欲であって理由はありません。欲なので曲げません。損得ではないので、他者からの説得には一切耳を貸しません。達成まで我慢はできても、捨てることはできないのです。 メギド質問箱特別編は今回が最終回!最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました♪ 6周年特設ページへ

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ソース:https://megido72-portal.com/entry/6th-anniversary-questions-07_N8wZi2sb

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サービス開始日 2017年12月7日
何年目? 2564日(7年)
周年いつ? 次回:2025年12月7日(8周年)
アニバーサリーまで あと358日
ハーフアニバーサリー予測 2025年6月7日(7.5周年)
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▼こんな方におすすめ! ・長くRPGを楽しみたい ・グラフィックレベルが高い3Dキャラでゲームを楽しみたい ・地道にコツコツとロールプレイングゲームを進めたい ・キャラクターを育成したい ・簡単なRPGでは物足りない ▼ストーリー 舞台は輝界・臨界・宵界と呼ばれる3つの世界。 臨界に住む一人の少年が、宵界を追放された悪魔(メギド)たちと出会い、世界を救う! 「ソロモンの指輪」を持つ選ばれし少年となって、 追放された悪魔たちと共に、最終戦争(ハルマゲドン)から世界を守る旅に出よう! ▼ゲームシステム 2つのオリジナルシステムを搭載! ①シンプルだが奥が深い【ドラフトフォトンシステム】 バトルフィールド上に湧き出る、3種類のエネルギーの塊『フォトン』 そのエネルギーを敵と奪い合うことでバトルが展開されていく。 フォトンの采配によって、敵・味方の行動が変化! 相手の戦術を読み、攻撃を繰り出し、勝利をつかもう! ②革新的リーダースキル【マスエフェクトシステム】 リーダーによってパーティのメンバーにかかる効果が変化! ポイントはリーダーの特性と各メギドの"クラス"と"スタイル"。 メギドたちの組み合わせ方によって戦い方も様々。 敵の特性を読み戦略的にパーティを組んで、強敵を撃破しよう! ▼メギド(キャラクター) すべてのメギドが最高レアリティまで進化可能! 進化させると、ビジュアルが変化する他、新たなスキルも修得。 メギドごとに異なる個性豊かなスキル・奥義を活かして バトルを有利に進めよう! ▼出演キャスト 小野友樹・相坂優歌・津田 健次郎・名塚 佳織 上坂 すみれ・江口 拓也・山下 大輝・浪川 大輔 小林 裕介・小林 ゆう・明坂 聡美・小松 未可子 上田 燿司・田中 理恵・清水 香里・加隈 亜衣 上田 麗奈・田村 睦心・大地 葉・山本 和臣 ほか豪華声優陣が出演! ▼日本ゲーム大賞2019 「年間作品部門」優秀賞受賞! 【タイトル】 メギド72 【ジャンル】絶望を希望に変えるRPG 【価格】 基本無料(アプリ内課金あり) 【公式情報Portal】 megido72-portal.com 【公式Twitter】 twitter.com/megido72 ■推奨端末 ・iOS 11.0以降(推奨:iphone6以上)のiOS端末 ■ゲームデータについて アプリを消すと、ゲームデータが消失しますので、ご注意ください ■省電力モード 電池の消費が気になる場合は、設定にてモードの切り替えをお願いいたします。 *アジト>左上「メニュー」>設定>省電力モード絶望を希望に変えるRPG「メギド72」 新たなメギドも続々登場!仲間たちとともに幾度の壁を乗り越えストーリーを進めよう!
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全キャラ所持出来る様に配慮ありがとうございます。 (キャラスキンは一部イベントで入手or購入のみになるから予めオンライン版にてお買い求め下さい。) キャラやストーリー、ゲーム性は好きだったので そのかわりガチャやログボの悪さにプレイヤーはげんなりしてましたが未所持のキャラ解放されてないコンテンツは一括ダウンロードにて解決するらしいので今から初めたいかたは是非この機会をお見逃しなく! (★5)(24/12/6)
1周年の少し前から初めて今までずっと遊んできたゲームです。 世界観と直結した独自システム、全員曲者のキャラクター、進むごとに世界の見え方が様変わりするストーリー、豊富な音楽と上げ始めたらキリがないほど「楽しい!」部分がたくさんで、更新されるたびに「面白い!」を体験させてくれるゲームです。 残念ながらサービス終了が決まってしまいましたが、ストーリーは完全に完結するようです。打ち切りではなく完結で終了してくれる事に、嬉しさと同時に本当に終わってしまうんだなあと、寂しさも感じています。 泣きそう。 終了後もオフライン化して遊べることが決まっているので、コンシューマーゲームのように完結まで楽しめると思います。 バトルと育成の難度は高めですが、コツコツ強くしていったり「どうすれば勝てるかな?」と考える時間は楽しいです。 カードゲームでデッキを考える時間の方が長いしわくわくする、という人にはうってつけです。 キャラクターが多ければ多いほど、有利で戦術が広がるのは確かですが、限られたキャラクターでなんとかクリアするのが正直一番楽しいのです。 現在無料ガチャ開催しているので、気になる人は今からでもぜひ遊んで欲しいです。 きっとお気に入りのキャラクターが見つかると思います。 (★5)(24/12/4)
戦略を考えるゲームが好き、好きなキャラクターを一番に強くするのが好き、ストーリーが細部まで練られたゲームが好き…そんな私にとって本当に最高なゲーム。 キャラクター贔屓もあんまり無いというか、絶対に全キャラに通常+別バージョン+衣装が確約されてるのも最高。しかもほとんどの場合、通常or別バージョンはかなり簡単に入手できる。どれも個性あふれた性能で、こいつが入れば全部クリアできる!みたいなのも無い。 戦略考えるの苦手な人に対しての優しさもあって、簡単ステージが用意されてる。それでたどり着いたストーリーは超ハイクオリティ。 一部のキャラにはキャラソンもある。イベントのエンディング的な使われ方をすることもあって、私は初期のそういうイベントでめっちゃ泣いてしまったことがあるぐらい凄かった。 運営の皆さんがこのゲーム愛してくれてるんだなってのも感じるから、凄く好き。 72年続いてほしい! (★5)(24/11/19)
4年前に星5レビューしていた者です 現在は星3 課題点 ・メインストーリーキャラの有償ガチャキャラ化(複数回当てる事で性能差がある) ・イベントクエストの利便性(ストーリー途中に細かく小戦闘を挟む) ・1年間の配布の石が偏っている(特別な日の配布量が多い) ・タクティカルの完成の難易度(最適な五体を揃える) ・キャラ育成の不便(曜日事にしか出来ないメギドクエスト、育成の手間暇) 次に変わっていない良い点 ・ストーリー/音楽性/理想のタクティカル編成時の面白さ 総じて無課金勢には厳しい。基本天井200連分を貯めて狙いのキャラpuを待ってやっと確保が出来る。イベントは「モンスト」の覇者の塔を今でも1階から始めるような不便性。タクティカルはYouTubeの理想編成を見ると余計に現在の完成しない通用もしない自分の手持ちを見てモチベが下がる。副産物で他のタクティカルが完成したりする時があるが、もう飽きている。 (★3)(24/10/29)
フォトン集めと駆け引きが面白いし、それぞれのメギドのモーションがなめらかで、特に奥義モーションが特にカッコいい!だけど、魔石が集まりづらく、ガチャが回せない事が多いし、仮に回す事ができてもメギドがまず出ない・・・。それに加えて一部のキャラクターは覚醒素材が入手しづらく結局宝の持ち腐れにやりやすい。メインストーリーの難易度が高すぎてぶっ飛んでいるのが問題 (★3)(24/9/28)
「おすすめポイント」 ・ストーリーのおもしろさは群を抜いています。ダークファンタジー好きは必見です。 ・3dモデルのデザインが素晴らしい。推しのモーションはいくらでも見ていられます。 「ストレスはあるか」 難しいと噂のバトルもコンティニューサービスが充実し、難易度は大幅に下がったので、今は言われているほど進めるのは大変ではないです。倍速やオートも完備。 難しくしようと思えばいくらでもできるので、縛りプレイが好きな人も安心。50回くらいボスにボコボコにされて戦略考えるの楽しいです。 「ガチャ」 全員レベル最大値まで進化させられるのがメギドのいいところ。強いキャラがいないと進めない、ということがないです。もちろん無双キャラはいますが。 定期的に指名ガチャチケットも販売されるので安心。 また、各自に用意された課金衣装の出来がすごくいいです。 「総評」 アプリゲームで唯一5年以上続いています。それくらいストーリーがおもしろいです。ぜひ一度やってみてください。 (★5)(24/6/30)
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One thought on “メギド72:新キャラクター「ルシフェル」の参戦が決定”

  1. 特に、ハルマゲドン計画やマモンの第三計画「エクソダス」、バビロン計画など、メギドラルの作戦について深く掘り下げている点が興味深いです。物語の裏側やキャラクターの思惑など、より理解を深めることができそうです。

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