- ワールドアリーナ「シーズン:勇姿」のシーズンレポートが発表された。
- シーズン中期で主流戦略が変化し、新たな英雄が注目された。
- ランディ、ヴェローナ、カワズなど、攻撃命中時にクリティカルが発生する効果を持つ英雄が活躍した。
- クラウやチェルミアなど、全体攻撃の対応に優れた英雄も増加した。
- リリアスやルルカ、レーテーなど、新たな主流戦略となった新英雄の採用率も増加した。
- プレBANでは、ルアが最も多くBANされる中、リリアスの採用率が下がり、クラウの採用率が増加した。
ワールドアリーナ「シーズン:勇姿」シーズンレポート
いつも「エピックセブン」をプレイしていただき、誠にありがとうございます。「エピックセブン」運営チームです。 普段よりワールドアリーナをお楽しみいただいている継承者の皆様に、改めて感謝申し上げます。本告知では、ワールドアリーナ「シーズン:勇姿」のシーズンレポートをお届けして参ります。 「シーズン:勇姿」は、シーズン中期を起点として主流戦略が変化し、主流戦略の中心英雄と、それに確実に対抗できる能力を持った英雄たちが活躍したシーズンでした。 まず、自身や味方のクリティカル抵抗率をUPさせて組み合わせの安定性を高め、強力な全体攻撃を繰り出す「海軍大佐 ランディ」の登場により、攻撃命中時にクリティカルが発生する効果を持つ「孤月のヴェローナ」と、激爆で相手のクリティカル抵抗率を無力化できる「狂炎のカワズ」のような従来の英雄が注目されました。また、全体攻撃の対応に優れ、自身も強力な全体攻撃をする「ラストライダー クラウ」、敵の反撃と追加攻撃の対応に特化した「獅子王 チェルミア」の採用率も増加しました。 さらに、攻撃以外のスキルに上手く対応できるため「支配者 リリアス」への有効な対抗策となった「海の香り ルルカ」や、固定ダメージで防御力の高いウォリアーをけん制する「レーテー」など、新しく主流戦略の一部となった新規英雄と従来英雄の間に激しい競争が確認されたシーズンでもあります。 続きましては、数値面でも変化の内容を確認するために、プレBANとファーストピック、編成のデータを集計しました。 1.英雄の起用1)プレBAN 「シーズン:勇姿」では、前シーズンと同様に「ルア」が最も多くプレBANされる中、2~5位の英雄ラインナップに変化がありました。「シーズン:不屈」でプレBAN2位を記録していた「支配者 リリアス」が4位まで下がり、「ヴェリアン」もプレBANが減少したことで5位以下に下がる結果となりました。その中でも一番大きく順位が下がった「アミド」は、27%以上も減少しています。ただし、「光の天使 アンジェリカ」と「ラストライダー クラウ」のプレBANは大きく増加しました。特に、前シーズンでも著しい活躍を見せ、今シーズンに入り更にプレBANが増加した「ラストライダー クラウ」の場合、主流戦略において安定性を重視した組み合わせを用いる傾向が強くなり、更に活躍しやすい環境になったことがプレBAN増加に繋がったと推測されます。 プレシーズン中のバランス調整で上方修正が行われた「ジャック・オー」と「ジオ」を活用した組み合わせがシーズン前期の主流戦略として台頭したことで、当時期に「ジャック・オー」のプレBANが一時的に増加しました。その後、シーズン中期に登場した「海軍大佐 ランディ」の影響を受け、「ジャック・オー」を含み、バトルのテンポが早い組み合わせに起用される英雄たちのプレBANが全体的に減少しました。「ラン」と「アミド」の場合、シーズン前期には10%に及んでいたプレBANが、それぞれ6%、3.3%まで減少しています。そして、登場と同時に主流戦略の中心となった「海軍大佐 ランディ」と、「獅子王 チェルミア」のプレBANがシーズンの進行に連れ大きく増加しました。「海軍大佐 ランディ」のプレBANが増加したのは、強い影響力を発揮する「海軍大佐 ランディ」をBAN&PICKの前に予め排除した後、想定した戦略通り組み合わせを構成しようとする動きが多かったためと見られます。逆に「獅子王 チェルミア」のプレBANが増加したのは、「海軍大佐 ランディ」や「支配者 リリアス」を活用したい場合、危険要素となり得る可能性が高いため、プレBANの対象になったことが理由であると推測されます。最後に、「支配者 リリアス」の場合は「海の香り ルルカ」のようなカウンター英雄が実装されたことで、シーズン後期になっていくほどプレBANの数値が減少する傾向が表れました。 2)ファーストピック 「支配者 リリアス」は、「シーズン:不屈」に引き続きファーストピック1位を維持しましたが、「海の香り ルルカ」の登場とバランス調整を通じて更に強くなった「獅子王 チェルミア」により、前シーズンと比べ勝率が少し減少しました。シーズン中に新しく登場した「海軍大佐 ランディ」は、パッシブスキルの効果でバトルのテンポが早いクリティカル中心の組み合わせに有効な対抗策となったため、安定的なBAN&PICKの選択肢として愛され、最終的に2位にランクインしています。同時に、「アミド」「黙示録のラヴィ」「幻影のテネブレア」で始まるBAN&PICKの構図は、前シーズンに比べて全体的に減少したことを確認できます。このような結果もまた、「海軍大佐 ランディ」が主流戦略の中心になったことで、当該英雄たちをファーストピックに選択する早いテンポの組み合わせにとってBAN&PICKが難しい環境になったためであると思われます。 シーズン前期、ファーストピック2位を維持していた「ラストライダー クラウ」の場合、シーズン中期以降は「海軍大佐 ランディ」とファーストピックを競争する形となり、数値が徐々に減少しました。しかし、ファーストピックの数値そのものは減少したのにも関わらず、「自由騎士 アロウェル」と共にナイトとして上位ラインナップにランクインしています。「ジオ」の場合、シーズン前期は「ジャック・オー」とのシナジー効果でファーストピックとして採用されることが多かったものの、シーズンが進行するに連れ、ファーストピックとしての重要度は徐々に下がりました。また「救済者 アーディン」の場合も、「海軍大佐 ランディ」の登場後にはファーストピックとしての採用率が減少する傾向が表れています。 3)編成 「シーズン:制覇」では2位、「シーズン:不屈」では1位にランクインするなど、常に高い編成率を維持していた「幻影のテネブレア」の順位が、今シーズンでは6位まで下がりました。上記の結果は、強い影響力を発揮する「海軍大佐 ランディ」に対応すべく「ラストライダー クラウ」「獅子王 チェルミア」のような強力な全体攻撃を使う英雄が採用され始め、「幻影のテネブレア」の生存が難しくなったことが主な原因であると推測されます。「ラストライダー クラウ」は、全体攻撃を受けた時、有利な効果を獲得するパッシブスキルを持っているため「海軍大佐 ランディ」に上手く対応できる英雄ですが、一緒に活用する場合でも「海軍大佐 ランディ」を守れる汎用性の高いナイトである故に、編成率2位にランクインしました。なお、「獅子王 チェルミア」もまた、シーズン中期に行われたバランス調整より「海軍大佐 ランディ」「支配者 リリアス」を効率よく活用できることに注目され、前シーズンに比べ20%ほど編成率が上昇しました。他にも、シーズン中に新しく登場した「海の香り ルルカ」と「レーテー」も20位以内にランクインし、主流戦略の一つとして活用されていることが分かります。 シーズン前期までは最も高かった「幻影のテネブレア」の編成率は、シーズン中期を起点として減少していることが確認されます。一方、「獅子王 チェルミア」の編成率はシーズン前期に比べ30%以上も上昇し、シーズン後期には3位となりました。また「ラストライダークラウ」に多少劣っていた「自由騎士 アロウェル」も45%の編成率を記録し、過去の栄光を取り戻したと言えます。以上のことをまとめると、「海軍大佐 ランディ」が登場したシーズン中期から主流戦略に変化が発生したと思われます。シーズン前期には上位にランクインしていた「ポリティス」や「ルア」、「ヴェリアン」などの英雄が20位以下に下がり、ナイトと「調整者 カーウェリック」「光の天使 アンジェリカ」「残影のヴィオレタ」のような、安定性を重視した組み合わせでよく活用される英雄たちの編成率が上昇しました。シーズン全体を振り返ると、耐久重視の組み合わせが猛威を振るったように見えますが、スピードを強みとする英雄の中でも「ラン」や「ペイラ」など、以前と変わらない編成率を維持した英雄も確認されます。2.シーズンの結果について 英雄の利用状況に続いて、「シーズン:勇姿」の結果についてもご案内いたします。 今回のシーズンは、前シーズンと比べレジェンド・エンペラーリーグを達成した韓国サーバーの継承者様が著しく増加しました。 他にも、レジェンド・エンペラーリーグでの平均勝率は、前シーズンとほとんど変わらない数値を記録しました。 ただし、従来に比べシーズン終了前の競争が非常に激しかったため、両リーグの最低ラインが上昇しました。 1)レジェンド 2)エンペラー 3)リーグ別データレジェンドリーグの平均プレイ回数が、従来のシーズンに比べて減少しました。このような結果は、シーズン中に「E7WC2023選抜戦」が行われたため、最上位プレイヤーの皆様がランク戦と「E7WC2023選抜戦」を並行したことがプレイ回数の減少に繋がったと思われます。チャンピオンリーグ以上を基準に、BAN&PICKの順番による勝率の平均は、それぞれ先攻側が50.7%、後攻側が49.3%の集計されました。 3.「シーズン:勇姿」の総合評価「シーズン:不屈」を貫くキーワードは「バトルのテンポが早い英雄に、柔軟な対応をするBAN&PICK戦略」でしたが、「シーズン:勇姿」では安定性の高いBAN&PICKを中心に、いかに相手の主力英雄をけん制できるかが勝利の鍵となりました。しかし、自分が意図した組み合わせを構成すると同時に、相手のBAN&PICKに対応するためには様々な英雄を揃える必要があったため、活用できる英雄の数によって継承者の皆様が感じた今シーズンの難易度は、それぞれ違ったと思われます。上記を踏まえ、継承者様が育成した英雄がそれぞれの役割を遂行し活躍できるようモニタリングを続け、主流戦略が変化しても自分だけの戦略を作り出せる環境を構築すべく、様々な方向への改善を試しております。例えば、周期的に行う「バランス調整」や「専用装備の追加」、「戦闘の熱狂効果の改善」などがあります。そして、今年の年末までに英雄の潜在能力を解放させるコンテンツをご提供できるように、準備を続けております。従来に多くの継承者様に愛されましたが、現在は活躍できずにいる英雄に再活躍のチャンスを与えるつもりです。また、9月に公開しました「戦績検索サービス(ベータ版)」も同様の目的で始めたものであり、主流戦略の変化や様々なBAN&PICK戦略を一目で把握し、自分だけのワールドアリーナのコツを掴むことに少しでも役立てることを願います。最後に、自分のBAN&PICK戦略が簡単に気づかれないよう、マッチング時に相手の情報を一部制限する、ブラインド機能を導入しました。なお、同じ相手と連続してマッチングが行われる頻度を下げるなど、アビューズ行為を防ぐためのシステム改修も準備を続けてまいります。 継承者の皆様に快適なプレイ環境で「エピックセブン」を楽しんでいただけるよう、これからも尽力してまいります。今後とも「エピックセブン」をよろしくお願いいたします。
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ソース:https://page.onstove.com/epicseven/jp/view/9803446
「エピックセブン」最新情報はこちらサービス開始日 | 2019年11月7日 |
何年目? | 1837日(5年) |
周年いつ? | 次回:2025年11月7日(6周年) |
アニバーサリーまで | あと355日 |
ハーフアニバーサリー予測 | 2025年5月7日(5.5周年)
あと171日 |
運営 | Smilegate Holdings, Inc. |
内容は非常に詳細で、シーズン中の主流戦略や注目された英雄たちについて解説されています。特に、「海軍大佐 ランディ」や「孤月のヴェローナ」、「狂炎のカワズ」といった英雄の活躍が目立ったようです。また、新たな主流戦略の一部となった新規英雄と従来英雄の競争も激しかったようですね。プレBANやファーストピック、編成のデータも集計されており、数値面でも変化があったことが分かります。興味深い記事でした。